第1話 看護との出会い
小さい頃に病気がちで、看護師に憧れたり…
最近話題の「コードブルー」のシーズン1放送期が
進路選択真っ只中でフライトナースに憧れたり…
親の薦めで…
自立できる職業だから…
そんな理由から晴れて某看護大学に入学した3人。
入学式から「看護師は白衣の天使〜♪」的な謎の歌を歌わされ、
やたら長い学長のお話、クソ真面目な先輩のお話きいて、終始サークルの勧誘される。
ちなみに入学式で、イリとナカは隣の席であったが、一度も話すことはなかった。
なぜならイリが怖かったからである。
いわゆる、リア充な
他大学合同のインカレサークルの勧誘がある中、
イリとナカのハートを鷲掴みしたのは
「看護学生だから出来ることがある!
カンボジアで看護活動する!」
と、とっても控えめに勧誘していた「カンボジア支援サークル」だった。
なんていっても、やっぱりめっちゃ響きかっこいいし、大学生らしいな〜
「僕達は世界を変えることが出来ない。」の映画のように向井理になれるのかな〜
(なれねえよ笑)
ちなみに「僕たちは世界を変えることができない。」は
結局のところ、私たちのバイブルであろう。
ここからははっきりと覚えていないが、
配布されていたパンフレットを見て、連絡先にメールし見学会に行った気がする。
どんな団体なんだろう…向井理になれるのか…(向井理には絶対になれない)
そんな輝かしい期待を胸に、カンボジア支援サークルへ飛び込んでみたイリとナカ!
今思えば、この道を選んで最高に良かった。
この物語では、そんな看護学生時代の岐路を振り返る。
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